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グローバル・ディスカバリー・プログラム開設記念シンポジウムを開催

本学は2月28日、「岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム開設記念シンポジウム“総合大学における文理融合型リベラルアーツ教育の可能性”」を創立五十周年記念館で開催しました。

森田潔学長、荒木勝理事(社会貢献・国際担当)、許南浩理事(教育担当)ら本学関係者、文部科学省高等教育局学生・留学生課の籾井圭子留学生交流室長、他大学関係者、一般・地域の方ら約200人が来場。講演(PARTⅠ)や本プログラムの紹介・パネルディスカッション(PARTⅡ)を通して、大学のグローバル化、英語プログラムによる学部教育の可能性等について、活発な議論が展開されました。

開催に先立ち、森田学長、籾井留学生交流室長があいさつ。荒木理事による趣旨説明の後、シンポジウム開始となりました。PARTⅠでは、「日米欧の大学の経験から」をテーマに、オランダ・ユニバーシティ・カレッジ・ユトレヒトのフリード・キーセン教育部長、アメリカ・アリゾナ州立大学バレット・オナーズ・カレッジのステファニー・デルーセイ主席ファカルティフェロー、東京大学国際交流センターの矢口祐人センター長の3人が講演。大規模総合大学において、学部教育の国際化の取り組みを進めてきたオランダ、アメリカ、日本の先進的事例が紹介されました。

PARTⅡでは、本学教員によるグローバル・ディスカバリー・プログラムの紹介の後、「ディスカバリー・プログラムの未来」をテーマにパネルディスカッションを実施。来場者も交えた活発な議論が繰り広げられました。

本プログラムは、世界各国から集まった留学生や帰国生たちと国内の学生たちが一緒に学ぶ国際プログラム(学士)。2017年10月、留学生・帰国生向けの国際入試、国際バカロレア入試に合格した30人(予定)でスタートします。学部や学科の枠にとらわれず、自分の興味や将来の目標に適した履修プログラムを作成できることが特徴。インターンシップやフィールドワークなど実践的な学びを重視し、グローバルに活躍できる人材を育成することを目指しています。

東京大の事例を紹介する矢口センター長

会場と質疑応答するフリード教育部長(右)とステファニー主席ファカルティフェロー(中央)

あいさつする籾井留学生交流室長

パネルディスカッション、会場の様子

※グローバル・ディスカバリー・プログラム:https://discovery.okayama-u.ac.jp/jp/
国内生向けのAO入試(ディスカバリー入試:定員30人)は2017年10月に実施予定です。

【本件問い合わせ先】
 学務部グローバル・ディスカバリー・プログラム設置準備事務室
 TEL:086-251-7912