吉岡 貴之(フィランソロピー学)

最終学歴

インディアナ大学フィランソロピースクール博士課程(Ph.D. in Philanthropic Studies)

教育のキーワード

NPO/NGO、社会貢献、実践を通しての学習

担当授業例

Nonprofit Management and Social Entrepreneurship, Global Philanthropy and Comparative Nonprofit Sectors

授業の特徴

講義で学んだマネジメントやプログラム評価、ソーシャル・マーケティングなどの知識を活用し、グループプロジェクトを通して身近な課題をどのように解決すればいいのかを実践的に学びます。また、地域のNPO・NGOと協働して、実際の社会問題の解決に取り組み、大学で学んだ知識や技能をさらに深めます。さらに、ビジョンを持ったリーダーや社会起業家になれるよう、経済学・社会学・政治学など様々な学問領域の視点から学際的にNPO・NGOの社会的な役割を学び、クリティカル・シンキングを鍛えます。

研究のキーワード

NPO/NGOの代表性とアカウンタビリティ、NPO・NGOのアドボカシー活動、受益者参加型公共サービス

主な研究業績

  • Yoshioka, Takayuki. (2017). The relationship between provision of membership benefits and fulfillment of representational roles in nonprofit advocacy membership organizations. Nonprofit Management & Leadership, 28(2), 215-235. DOI: 10.1002/nml.21281.
  • Paarlberg, Laurie E. & Yoshioka, Takayuki. (2016). The impact of local economic structure on community philanthropy. Public Administration Review, 76(2), 340-350. DOI: 10.1111/puar.12442.
  • Yoshioka, Takayuki. (2014). Representational roles of nonprofit advocacy organizations in the United States. VOLUNTAS: International Journal of Voluntary and Nonprofit Organizations, 25(4), 1062-1090. DOI 10.1007/s11266-013-9385-2.
  • 『ソーシャルインパクト・ボンドとは何か: ファイナンスによる社会イノベーションの可能性』(塚本一郎、金子郁容と共著、ミネルバ書房、2016年)

ディスカバリー・プログラムの魅力

ディスカバリー・プログラムはまだ設立されて間もない教育プログラムですので、学生の皆さんと一緒になって発展させていくことができるという醍醐味があります。実際に学生の皆さんの声を反映させて、カリキュラムの改正や学生支援の活動を行っています。ただ勉強するだけではなく、ディスカバリー・プログラムを一緒に作っていこうという方に是非来ていただきたいと思っています。