「津山アイディアソン」並びに報告会を実施しました
岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラムでは,2019年1月20日に岡山県北の津山市城東・城西地区で地域の方々や高校生と一緒に地域について学び,新しいアイディアを創出する「津山アイディアソン」を実施しました。本研修は本プログラムより学生27名と青尾講師が参加し,単位取得可能な科目「国際開発」の一環として実施されたものです。
また4月20日と21日には学生たちのアイディアを地域に持ち帰り,更に地域の皆様と議論するワークショップ並びに報告会を実施しました。報告会には本プログラムの学生6名と青尾講師が出席し,また津山市役所,観光協会,商工会議所,NPO,地域の方々,高校生や教員など約40名が参加しました。
4月21日の報告会では,本学のSDGsの取組や津山アイディアソンの概要について青尾講師より報告の後で,学生による体験型博物館やカフェ,環境保護活動,地域によるフェスティバル,起業支援等について提案がありました。その後地域の参加者全員でまちづくりや情報発信,津山の未来像等について活発な議論を行いました。
津山アイディアソンと報告会を通じて,本プログラムの学生は日本の地域コミュニティについて具体的な学びを深めるとともに,地域の皆様や高校生等と互いの視点や価値観の違いを受け止めつつ,一緒に地域をよくするために必要なことを考えることができました。
本プログラムは2017より開始され,世界各国から集まった留学生や帰国生たちと国内の学生たちが一緒に学ぶ国際プログラム(学士)です。学部や学科の枠にとらわれず,自分の興味や将来の目標に適した履修プログラムを作成できることが特徴です。インターンシップやフィールドワークなど実践的な学びを重視し,グローバルに活躍できる人材を育成することを目指しています。
津山アイディアソン並びに報告会は岡山大学と旧美作国10自治体,津山商工会議所との包括連携協定に基づく「岡山大学=美作国連携協力プロジェクト」の一環として実施されましたものです。
参加した学生5名のインタビューはこちら
(日本語)https://sdgs.okayama-u.ac.jp/feature/detail.php?seq=8
(英語)https://sdgs.okayama-u.ac.jp/en/feature/detail.php?seq=5
津山アイディアソン実施報告書はこちら
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/kouhou-pdf/20190419tsuyama.pdf