NHK岡山放送局とのコラボで勉強会を開催しました
2019年11月8日
NHK岡山放送局とのコラボレーションにより、「いま、メディアを考える」というタイトルで、2019年10月23日(水)、30日(水)の2回にわたり勉強会を実施しました。
記者、ディレクター、カメラマン、エディター、アナウンサーといった異なる立場で報道に携わってきたNHKスタッフの皆さんをお招きし、それぞれの現場体験や働き方、制作した番組・映像に込めた思いなどを語っていただきました。ディスカバリー教員が仲立ちをして、海外生、国内生とNHKスタッフが車座になって英語・日本語で議論をするセッションも実現。
また、VR(ヴーチャルリアリティ)カメラで撮影した映像を特殊なゴーグルで見るコーナーが設けられ、真備町の被災地の取材成果が体験できました。登壇者の記者の一人は、ディスカバリーの実際の授業を取材したばかりで、そのリポート映像が10月30日夕方のニュース「もぎたて!」で放映されるという偶然もありました。
参加者アンケートには、「視聴者の視点ではわからない舞台裏を知ることができた」「取材などで深く事件を記録している仕事に興味を持ちました」「記者の方の個人的な考えを知ることができた」「ふだんの就職活動で気になるけど聞きにくい面についてもお話を伺うことができた」「VR体験は初めてだったので、リアル感にとても驚きました」などのコメントが寄せられました。他方、「時間が短すぎた」「もっと突っ込んだディスカッションがしたかった」という声も多く、今後の継続を検討中です。
講演の様子 学生・教員がVR体験中