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ジェンダー平等に関する岡山県の取り組みについて学びました!(岡山県男女共同参画推進センター(ウィズセンター)見学)

岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラムでは、4学期開講の専門科目「日本経済とジェンダー」の一環として、山本准教授の引率により留学生を含む学生16名が、2025年1月14日に岡山県男女共同参画推進センター(ウィズセンター)を見学訪問しました。

授業では、アンペイド・ペイドワークにおける男女格差や女性の貧困、ジェンダーに基づく暴力と関連の「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)、男女共同参画基本法などについて事前学習しました。その上で、基本法が定めた「男女共同参画社会の形成の促進に関する基本的施策」のケーススタディとして、1999年開館のウィズセンターを訪問しました。

まず、センター入り口の図書コーナーや閲覧席、交流サロンの見学から始まりました。スタッフによる施設や図書の貸し出しについての案内の後、自由見学の時間が設けられ、学生たちは卒業研究に関連する資料や図書を探したり、展示物を熱心に読んだりしました。

その後会議室にて、立岡所長よりセンターの概要と主な取り組みについて、富岡次長よりセンターの相談業務についてのご講義をいただきました。学生たちからは多くの質問が寄せられ、予定の時間を超えて応答いただく場面も見られました。

今回の見学訪問を通じて、学生たちは事前に学んだ基本法が自治体レベルでどのように運用されているかについて理解を深めました。また、センターが子どもから高齢者まで幅広い世代を対象にした業務をおこなっていることから、ジェンダー平等への意識づけや支援が人々の生涯を通じて必要であることを改めて認識しました。

本プログラムは2017年より開始された、世界各国から集まった留学生や帰国生たちと国内の学生たちがともに学ぶ国際的な学士プログラムです。学部や学科の枠を超え、自身の興味や将来の目標に合わせた履修プログラムを設計できる点が特徴です。インターンシップやフィールドワークなど実践的な学びを重視し、グローバルに活躍できる人材の育成を目指しています。

最後に、大変お忙しい中見学訪問にご対応いただきましたウィズセンターの皆様に心より感謝申し上げます。


ウィズセンター前


立岡所長、富岡次長による講義を真剣に聞く学生たち