教育内容

教育スタイル

GDPでは、欧米のリベラルアーツ教育と日本の高等教育の特徴を組み合わせた教育を英語で提供しています。欧米のリベラルアーツ教育の伝統からは、批判的思考、ディスカッションを多く取り入れた少人数クラス、アカデミックライティングとリーディング、そして学際的な科目履修など、「コースワーク」に重点を置いた教育を取り入れています。日本の高等教育からは、研究室(ゼミ)の仲間たちとの協働や教員の丁寧な指導のもとに実施される「卒業研究」を軸とした教育制度を採用しています。したがって、GDPのリベラルアーツ教育は専門教育を前提としています。

カリキュラム

GDP は、必修科目がほとんどない柔軟なカリキュラムを採用しています (必修科目と卒業のための単位要件については、カリキュラム ハンドブックを参照) 。学生一人一人に、アカデミックアドバイザーとメンターが割り当てられ、学生はそれらの教員と相談しながら自らのカリキュラムを作成します。GDPが英語で提供する専門分野(文化人類学、社会学、政治学、経済学、経営学、フィランソロピー学、環境化学工学、分光学、固体物理学、農学(日・英ハイブリッド))では、学年進行ではなく、前提科目を履修できた段階でより高度な科目に進める、体系的な学びの仕組みを採用しています。最初の 2 年は様々な学問分野の科目を履修しながら徐々に焦点を絞り込み、4年目には一人の教員のもとで卒業研究(「シニアプロジェクト」)を実施します。

GDPカリキュラムハンドブック&提供科目等

学際的な基礎教育

1、2年次にはGDPが提供する幅広い学問分野の専門科目を履修し、徐々に焦点を絞っていきます。学業や将来のキャリアに必要な言語科目も受講します。岡山大学の言語教育センターが提供する語学コースに加えて、GDP では学生のニーズに合わせたアカデミック英語とアカデミック日本語の教育を提供しています。 GDPの学生は、学内の他学部が提供する科目を日本語で受講することもできます。

※他学部に所属する教員の下で卒業研究を行える場合もあります。(これをGDPでは「学部・学科横断型マッチング・トラック」と呼んでいます。逆に、GDPに残り、GDPの教員の下で卒業研究を行うことを、「ディスカバリー専修トラック」と呼んでいます)。

専門教育:

GDP生は2 年目の終わりまでに、シニアプロジェクトを行う専門分野を選択します。引き続き複数の分野の科目を受講しながら、シニアプロジェクトを行う専門分野の科目の比重を増やしていきます。

キャップストーン:

3年次からは、教員の研究室(ゼミ)に所属し、卒業研究(「シニアプロジェクト」)の準備を始めます。シニアプロジェクトでは、大学教育の集大成として、1年間の探究活動を行います。